2021年4月14日水曜日

銀歯のリスク

こんにちは!
九段下にあります加部歯科医院の伊藤です😁

今回は保険治療である銀歯のリスクについてお話ししたいと思います。



歯の被せ物の中ではだいぶメジャーな銀歯ですが、実は色々なデメリットが潜んでいます。
皆様は銀歯は何年くらいもつと思いますか?
一般的に、6〜8年と言われています。

実は銀歯は歯と接着する技術が確立されていません。
そのため、間にセメントを流し込んでくっつけています。
毎日噛んで使っていくうちに、そのセメントが少しずつ流れ落ちていき、できた隙間に虫歯菌は容易に侵入し、新しい虫歯を作っていきます。

銀歯が取れてから歯医者に来る方が多いですが、それだと中で虫歯が大きくなってしまった状態ですので、当然削る量も被せる範囲も大きくなってしまいます。
そして虫歯の大きさにもよりますが、レントゲン写真と目視では中に虫歯があるかどうかの判断がつかないことも多いのです。

今お口の中に入っている銀歯を入れた時期が思い出せない方は、症状がなくても、一度近くの歯医者さんに行ってみるのもいいかもしれませんね✨