2019年9月18日水曜日

口蓋(こうがい)って何?

こんにちは!
九段下にあります加部歯科医院の伊藤です😁

みなさんは口蓋をご存知でしょうか??

お口の中の天井の部分を口蓋と言い、大きく「硬口蓋」「軟口蓋」「口蓋垂」の3つに分けられます。
舌先で前歯から後ろに向かって舐めてみてください。
硬かった口蓋が急に軟らかくなる所があると思います。
それがそれぞれ、硬口蓋、軟口蓋です。
また鏡でその奥を覗くとのどちんこ、つまり口蓋垂が見えると思います。

口蓋は噛み砕いて団子状になった食物を舌とともに奥に送っていきます。
さらに、舌によって口蓋に押し付けすりつぶすことで、より食物の味や風味を味わうことができるのです。

何気なくしている普段の食事を、より豊かなものに感じさせてくれる口蓋のお話でした✨

2019年9月11日水曜日

毎日の食事で…

こんにちは!
九段下にあります加部歯科医院の伊藤です😁

今回は「噛む」についてお話ししたいと思います。

皆様は毎日食事をする際、何回くらい噛んでいるでしょうか?
最近ではファストフードなど、軟らかい食べ物が増え、噛む回数が少なくなっている傾向にあります。
軟らかい食べ物が好き、もしくは通常の食事でも少ない回数で噛み、それを飲み物で流し込むようなスタイルで食事をされている方は、是非何回くらい噛んでいるか数えてみてください。

さて、何回だったでしょうか?

一般的には30回以上噛むことが推奨されています。
最低でも25回以上は噛むようにしましょう。

では、しっかり噛むことでどんなメリットがあるでしょうか?
噛むことによって唾液が多く分泌されます。
その唾液が食事の味をしっかり舌に伝えることによって、より食材が美味しく感じられるのです。
また、噛むことを意識することで次の食材を口に入れるまでの時間が長くなります。
その間、満腹中枢が刺激され一回の食事量は減少していきます。
さらには、噛むことで脳が刺激され、記憶力の向上にも繋がったりもします。

しっかり噛むことは良いことづくめ。
毎日の食事を是非有効活用して、より良い生活習慣を手に入れましょう!✨

2019年9月4日水曜日

いびき歯ぎしりしてないですか?

こんにちは!
九段下にあります加部歯科医院の伊藤です😁

今回は先日行われた「日本臨床司会学会 東京支部 2019年度テクニシャンミーティング」の様子をお伝えしたいと思います。

テクニシャンミーティングとは被せ物や入れ歯を作る歯科技工士に焦点を当てた症例発表会となっています。

今回のメインテーマは睡眠時無呼吸症候群(SAS)に対して、歯科医師として何ができるか?
ということで、SASの発生機序やそれを改善するためのマウスピースについてなど、詳しく知ることができました。

当院でもSAS用マウスピースは作成しておりますが、それを最新の情報にアップデートでき、とても有意義な時間を過ごすことができました。

ちなみにSASが夜間の歯ぎしりを誘発することもわかっていますので、いびきや歯ぎしりを指摘された方はぜひ最寄りの歯医者さんに相談してみてくださいね✨