こんにちは!!
九段下にあります加部歯科医院の伊藤です😁
今回は乳酸菌についてお話ししたいと思います。
最近何かと話題の「腸活」
みなさんは腸活してますか?
ちょっと前に話題になったヤクルト1000しかり、腸内環境を気にする方は年々増えてきているようです。
お口の中の細菌と腸内細菌は近似しているといわれ、どちらも良い菌を増やし綺麗な状態を維持することで、全身的に健康が増進されます。
また、乳酸菌は大量に摂取したとしても排泄されるだけなので、取りすぎても特に健康を害することはなく、それならと積極的に摂取する方が多いみたいです。
そんな乳酸菌ですが、摂取することによるデメリットはないのでしょうか?
実は、虫歯の進行速度を上げてしまうことがわかっています😈
乳酸菌自体は歯にくっつくことができず、単体であれば問題はありません。
しかし合っていない被せ物の存在や虫歯で開いた穴など、菌が停滞できる隙間があるとそこに入り込み、ガンガン酸を放出します。
なので虫歯だらけで腸活してしまうと、お口の中の環境がさらに悪くなってしまいます。
対策としてはきちんと歯科受診をし、菌が停滞できる環境をなくすこと、食後はしっかり歯をみがくことが一番ですが、菌の摂取方法を変えるのも有効です。
食事から乳酸菌を大量に摂取しようとすると、それ以外の栄養素(糖質など)も摂取することになり、さらには口腔内全体に乳酸菌が広がってしまいます。
そこをタブレットのような飲み込むタイプにしてしまえば、余計な成分を取らず、さらには虫歯リスクもあげることなく効率的に菌を摂取することが可能です。
ぜひこれからの腸活に役立ててみてくださいね✨