2022年1月26日水曜日

歯磨き粉のあれこれ

こんにちは!!
九段下にあります加部歯科医院の伊藤です😁

今回は歯磨き粉の選び方と量についてお話ししたいと思います。

皆様はどんな種類の歯磨き粉を使ってらっしゃるでしょうか?
歯周病に有効なもの、知覚過敏に有効なもの、などなどたくさんの種類があると迷ってしまいますよね。

そこで今回は歯磨き粉を選ぶ、そして使う上で気をつけるべき四点をお伝えしたいと思います❗️


まず一つ目に、「フッ素」が入っているということです。
フッ素には、歯の表面をコーティングしているエナメル質に吸収され、虫歯に対する抵抗性を高めてくれる効果があります。
多くの歯磨き粉にはフッ素が含まれていますが、その濃度も大切です。
今現在、厚労省が許可している最大濃度は、1450ppmです。
可能であればこの1450ppmのフッ素入り歯磨き粉を使用することを強くお勧めします。

二つ目として、泡立ちにくいという点です。
なぜならすぐに泡立ってしまうと、みがいた気になってしまうからです。
その上でしっかり磨ければ良いのですが、不安な方は発泡剤が入っていないものを選びましょう。

三つ目にたっぷり使うということです。
大人の方であれば1〜2cmほど、たっぷりと使ってください。
その分多くのフッ素をお口の中に留めることができます。

四つ目に磨いた後はたくさんゆすがないということです。
せっかくお口の中に入れたフッ素も、うがいしすぎると全て流れてしまいます。
なのでうがいは軽めの1〜2回に留めておいて、少し歯磨き粉の味が残っているくらいにしましょう。
ちなみに歯ブラシ後すぐに飲食をしてしまうと結局同じことなので、1時間くらいは控えた方が良いです。

注意事項として6歳未満の方は1450ppmの歯磨き粉が使用ができませんので、気をつけてください。
子供用のフッ素入り歯磨き粉がありますので、そちらで代用しましょう。

この四点を守るだけであなたの虫歯リスクは確実に下がります。
2022年は是非カリエスフリーを目指しましょう!😆