こんにちは！！
九段下にあります加部歯科医院の伊藤です😁
先日、インフィニティ〜無限大の審美修復治療〜という題のウェビナーに参加しました。
東京SJCDでも活躍されている土屋 賢司先生、大河 雅之先生、北原 信也先生のお話を聞くことができました。
審美とはどういう意味でしょうか？
辞書によると、自然や美術などのもつ本当の美しさを的確に見極めること、とありました。
ではただ美しいだけでいいのでしょうか？
歯科治療において治療はゴールではなくスタートです。
せっかく時間とお金をかけて治療しても、すぐダメになってしまっては意味がありません。
つまり美しさを求めるあまり、構造力学的な問題や機能が損なわれてはいけないのです。
しかしながら、残念なことに、そのことについて深く理解していない歯科医師が多いのが現状です。
患者様の欲求を優先して、近い将来不幸になってしまうことも多いです。
歯科医師として、その被せ物や詰め物がその歯の寿命を縮めることになるのかどうか、しっかり診断しなければなりません。
当院にも保険内で白い被せ物を入れて欲しいという患者様はいらっしゃいます。
しかし審美を優先するあまり、その他の問題が大きくなるような場合はお断りしています。
なんでもかんでも欲求が通る歯科医院は要注意ですよ！
結果的に被害を被るのはあなたなのですから。
