2020年10月21日水曜日

下顎の滑走路のお話

こんにちは!
九段下にあります加部歯科医院の伊藤です😁

今回は下顎を動かす方向を決める滑走路のお話をしたいと思います。
皆様ご存知の通り、下顎は右にも左にも前にも動くことができます。
軽く歯を接してこの動きをしたとき、上下どこかの歯に沿って動いていくのが確認できると思います。
それが顎運動の滑走路、「アンテリアガイダンス」と呼ばれるものになります。

そして滑走路として、適切な歯とそうじゃない歯があります。
一般的に適切と言われているのは上下の犬歯で滑走するタイプです。
そして不向きと言われているのは臼歯と言われる奥歯になります。

実は奥歯は上からの力に対しては強いのですが、横揺れの力には非常に弱いのです。
仮に奥歯を滑走路としてしまうと、歯はすり減ったり欠けたりする速度が上がり、周囲の骨は徐々に溶けてしまいます。
よって犬歯で滑走することにより奥歯を守っているんですね。

保険治療には噛み合わせ治療は含まれていないので馴染みは薄いかもしれませんが、虫歯、歯周病と並んで歯がなくなる原因として非常に大きな因子になるのです。



気になる方は是非お近くの歯医者さんで相談してみてくださいね✨